空想製造所建設予定地

今月号ハチクロ読んで～ジョーカーずるい～


なんだかんだでついに、はぐちゃんが修ちゃんを選びました。
同じ才能を感じる森田でも、不器用だけど精一杯に愛してくれる竹本でもなく、修ちゃんを。
なんか、いきなりジョーカーを使われたような気分です。
森田がスペードのエースで、竹本君がダイヤの５だったとして、それでもやはりジョーカーには勝てない。
自分の中では想像できない結果だったので、しばらく混乱してました；

なんだろうな、少なくともこの二人の関係は『恋』じゃない。では『愛』かと問われれば違う気がする。
はぐは「絵描くという行為」になにもかもを売り渡しているので、その行為のために自分だけでなく修ちゃんの人生をも消費しなければならない状況にある。修ちゃんはそれでもいいという。
……なんだろう。こう書くと健全なものじゃないように見えるな；
この結末を不服としてる私の感情がストレートに出てますね、ハイ；

羽海野先生ご自身の日記を拝読していると、先生ははぐちゃんに自己投影してるのがよく分かります。
でも、なぜ修ちゃんを選んだのかは、はぐちゃんとウミノ先生しか理解できないと思う。
「いや当然だよね」って思われる方もいらっしゃると思いますが、「なぜ」の深い部分は、その２人にしか分からない領域の感情なんじゃないかと。
それは私には分かんないかも知れないし、ある日突然理解するかも知れない。
なんかこう、『海神別荘』の公子と美女の愛の形が理解できる方は、もしかしたら理解できるのかな……なんて思います。公子と美女もよう分からん、私には。

とにかく、２人にしか分からない領域が出てきちゃったぽいので、うーん……。今後の展開と、自分の解釈に期待；
もうちっと「では何故修ちゃんなのか」を、分かりやすく読めたら良かったのですが……。自分のクンフー不足でしょうか；　えへ；；
竹本じゃダメなのか、はぐぅ；