忍者ブログ

空想製造所建設予定地

日下部神菜のヲタな日常とサークル『空想製造所』の諸々。

[PR]
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

ビビった。
今朝ニュースで見た、今年夏公開予定の長編アニメ映画を調べてみた。
ちょっと、これ……とか思った。
その映画は、こちらです。

ぶっちゃけた感想は『続きを読む』にて。

う~ん、本当なら原作読んでから評価をするべきなのでしょうが、すみません。
バカな1ファンの叫びという事で。

----------------------------------------------------------

『続きを読む』に追記。
原作走り読みしたんだけど……、ううむ;
ブレイブストーリーぶっちゃけ感想文


ワタルのパクリじゃない、よね……?

サイトを見て、そんな心配にかられました;

いやー、ニュースを見てたときは、「主役のワタル役に松たか子」とあって、
「えー、主役がワタルっての? チェックチェック~」
とか、
「次のオンリーでネタにできる★」
とかってのんきに考えてたんですよ。
んで、一応サイトもチェックしとこうと思ってフタ開けてみたら。

『ワタルは普通の小学五年生。ある事件をきっかけに、異界への扉をくぐり、自分の運命を変える為に旅に出る。総合評価35点の見習い勇者ワタルの冒険が今はじまる』

……って、ままワタル1のような気がしてなりませんが、先生(爆)

出だしには謎の転校生も出てくるようだし、「虎伝?」って首ひねっちゃった; しかも転校生が金髪だ。

………。

とりあえずキャストを左から、田中さん、西村さん、林原さん、伊倉さん、げんげんに変えてくれ!(ハァハァ←落ち着け)

……原作読んだら感想変わるかも知れませんが……。もし本当にワタルのパクリだというなら、そもそも主人公を『ワタル』と命名しないと思うし。
自分の作品より17年も前に似たような設定のアニメがあったとは、知らなかった。それだけかも知れない。
しかし、ううん、なんだろこれ。そわそわ落ち着かない感じ。
多分ロボットは出てこないと思うけど、翼竜は出てくるみたいなのね。

もういっそのこと、ワタルファンで集まって見に行くか、映画。
んで、なんかステキな類似シーンがあったら、皆で黄色い声援送ろうゼ。へっへっへっ(落ち着けって)

すいません、まとまってませんが;
今日はこれから立川に行くので、本屋で原作探してみます……。

-----------------------------------------------------------

ここからは追記です。
立川から戻って来ました~。原作本も下巻だけ見つけて、走り読みした。
比較的古い作品なのか、置いてない本屋もありました。
で、下巻だけ読んで。

うーん、多分ワタルに似ちゃったのは偶然なんだろうな、と。
どちらかというと、ミヒャエル・エンデの『果てしなき物語』を目指してるような気がしなくもないのですが、それならそっちを読んだ方が良いんじゃないかって気がしてくる。
思う存分、「ファールコーン!!」って叫びたいさ、うん(爆)
友人Hによると、「エンデは読みにくい」らしいのですが。それはともかく。
すっごい走り読みだったんですが、主人公裏切られたり悪の道に走ったりするらしいんですね。
んで、なんだかんだで旅を終える頃、自分の世界を救済して新しい一歩を踏み出す。
……らしい。

ワタルの方が、何倍もかっこいいよ!

10歳のワタルが、「創界山を救う為にトモダチと戦う」って宣言しちゃうんですよ?
涙なくては語れませんよ?(特にワタル1)
そんな後半に行けば行くほど殺伐としてるくせに、ギャグ飛ばすことだけは忘れない和風ラテン、他にありますか? いや、ない(爆)

思えば、ワタルは自分を助ける……『自助』はしなかったと思う。ワタルの行動基準は、目の前に困ってる人がいる。だから助けようという『他助』だった(少なくともワタル1の頃は)
ワタルくん、ただ巻き込まれただけなのにね………。なにもそこまで………(T△T)
しかもワタル、旅を終えた事によって自分が成長してるって、たぶん意識してないと思う。子どもの頃って、多分みんなそうだと思う。ここに『10歳のワタル』というリアリティを感じます。
「自分は前へ進めるんだ」って思うのは、多分それは大人だからじゃなかろうか。ブレイブストーリーの『ワタル』は大人に思える。悪い意味で。
それは少なくとも子どもじゃない。子どもの身体を借りて大人がしゃべっているようなものだ。
だから私は、『ブレイブストーリー』は子どもが主役の冒険ファンタジーとは思えない。
子どもに自己を投影した、作者や編集者や読者たちの物語だと思う。
それなら私は素直に、『おとこの秘図』を読みます……(意味不明)

「ある事件をきっかけに旅に出た主人公は、数々の冒険をするうちに成長を遂げ、やがて世界を救う……」
という粗筋はよくあるけれど、作る人がちょっとでも照れると、とたん説教臭くなってしまうと思う。
ワタル1は「夢とかロマンとか、おもしろカッコイイんだぜ!」ってマジで取り組んでいたから、全然感じなかった。
けど超ワタルになって、そう訴えるのがなんか気恥ずかしいから、なんだかセリフが鼻についてしまったように思える。
小難しく大人になるなら、いっそガキのままの方が、まっすぐ物事を見れるのかも知れない。まぁ、難しい事ですが; でもモノ作るなら、視点は多いに越した事はない。

自分の作品で恐縮なのですが、『希望』も作ることに照れてたら、くだらない作品になっていたと思う。
あのときの私はマジでした(何)
照れというオブラートに包んだとたん、中にある物語の姿はおぼろげになっちゃうもんです。
ついでに飲みやすい分、印象に残らない作品になっちゃうかも知んない。多少中身の味を知ってもらった方が、後々まで覚えててもられるかも知れない。
なら、オブラートなんてない方がいい。そう思います。


てなわけで、走り読み感想文でしたが……。メチャクチャやね;(苦笑)
きっちり読めれば良いんですが、愛蔵版5000円という時点で、GURPSベーシックの方を選んでしまいます。ダメですね(爆)

拍手

PR

コメント

2. 無題

「ブレイブストーリー」…映画化なのですね。
私は昔、地元新聞に連載されてたのを読んでたのですが…
ええ、もちろん「ワタル」に反応して(笑)
でも私正直、これのおかげで宮部さんの評価は良くないです(^^;
卯月が横で「邦画も脚本が無いんだな」とサラリとつぶやいております(爆)

1. 無題

こんにちは~(^^)
そうなんです。映画化なんです。
卯月さんのコメントが言い得て妙なので、複雑ですな。
しかし地元新聞連載といい、ケーブルテレビ普及率といい、オタのパラダイス敦賀……!
もう移住するしか(爆)
コメントを書く