忍者ブログ

空想製造所建設予定地

日下部神菜のヲタな日常とサークル『空想製造所』の諸々。

[PR]
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

良い本、悪い画集。
……本当は、『サクラ大戦1~5 藤島康介のキャラクター仕事』という画集の紹介をしたかったのですが、ぶっちゃけプロの仕事じゃねぇので、キャンセルで。
リカの表情集と、マリアのエンフィールド改が既刊の資料集の中で一番大きく載ってる事が収穫でした。でも、この為だけに1,900円は、正直しんどい。
1点でもいいから、書き下ろしがあったら………ハァ。

そんな訳で(?)、一緒に購入した別の本をオススメします。

死にカタログ
死にカタログ

『希望』というお話を描いてからというものの、「生と死」について考える機会も増えました。
あのお話の結論は、『答え』というものがあるのなら確かに当てはまる。けれど、それじゃどうしても割り切れない、という事にジレンマを覚えてて。
最近思いついたお話も、何故かレニが死と遭遇する内容で、うーん; とかって思ってたのです。
そんな矢先、出会ったこの本。絵が可愛いので手に取ってみたら、内容がとても良かったので購入しました。
この本のすごいとこは、『死』という事象を一生懸命考えてるとこ。そして出来る限りきちんと調べているとこ。それを楽しく読ませてくれるところ。
「死は深刻なものなんだ」という漠然とした感想だけで、終わらせてないところがすごい。
この本では、世界各地の『死のカタチ』が紹介されているのですが、作者の寄藤さんが、
「僕が好きなのは、パプワニューギニアの死のカタチ」
と書かれていて、私も好きだなって思えました。
パプアニューギニアのトリブリアンド諸島では、死んだ人は近所の島へ行って生前と変わらぬ生活をすると、考えられているそうです。ゆったりまったりです。
そんな風にゆったりと構えていたら、きっと毎日を楽しく愛おしく過ごせるのではないかと思います。

私自身は大きな病を患ったこともなく、まだ『死』は遠い存在です。
でも自分自身の家庭を持つと、何気ないことでやはり意識はしてしまうようです。
だもんで、考えを放棄するのではなく、真摯に、適当に手を抜いて(笑)、この『レニの問題』に取り組んで行こうかと思います。
そもそも人間、西暦になってから2000年経ってる歴史の中で、そうそう簡単に真理とか悟りとか掴めてないのだから、せめてそれに向かって一生懸命がんばるってのが、私に出来る一番正しいことなんじゃないかなと思います。

なんか、真面目に語ってますが。ひかないで~;
面白い本ですので、興味のある方は是非。


[:赤りんご:]Web拍手もありがとうございます!

>どらこさん
ヒマができたら是非、遊んでみて下さい!
多分どらこさん、リーガル萌えだと思う(なにー!?)

他ノンメッセ拍手もありがとうございました!

拍手

PR

コメント

コメントを書く